シューイチ『食べヨムツアー第6弾』で、アルコ&ピース平子さんに著書『今日もふたり、スキップで~結婚って ‶なんかいい″』をご紹介頂きました!

【お知らせ】新刊が出ます

仕事

えーっと、本が出ます!
11月22日発売。図らずともいい夫婦の日に。
大和書房さんから『今日もふたり、スキップで ~結婚って“なんかいい”』という、結婚生活にまつわるエッセイ本です。
今回の本は、もともと大和書房WEBで連載していた『今日もふたり、スキップで』全12話を加筆修正し、書き下ろしを15本加えたものになります。

書籍化には、大白小蟹さんの挿絵と漫画も収録されております。もちろんカバーイラストも大白小蟹さんです。
わたしは大白さんのイラストが好きで、漫画が好きで、好きで好きで好きで仕方がなくて、過密スケジュールの中、無理を言ってお願いをしました。
なぜ過密スケジュールかと言うと、わたしが原稿を書くのが遅かったからです。
ほんとうにすみません…。
あのね、漫画ね、超~いいです。もうほんとうに、超超超~です。
わたしの書いたエッセイを、大白さんが一度分解し、新しい世界観を再構築してもらいました。
あまりにも素敵な漫画過ぎて、わたしは本文色校(一部を本になる紙で印刷したやつ)を額縁に入れて飾ってます。だって超いいんだもん。
わたしだったら漫画目当てに買うね、だってそれくらい超いいから…。

そして、今回発売にあたって、くるりの岸田繁さんに推薦コメントをいただきました。
みんな帯見て!帯!
ヒェ~~~~~!!!!!!
ヒェ~だよ、マジで。高校生のわたしがこれを知ったら泣いてるよ。
たぶん30歳のわたしが17歳のわたしに会いに行って「お前、13年後に3冊目のエッセイ本出して、くるりの岸田さんに帯の推薦コメント書いてもらうぞ」って言っても信じてくれないと思う…きっと頭おかしい野郎だなって警察に通報されるね…もうそれくらい信じられないことなんだよ…。
なぜ岸田さんがご多忙の中引き受けてくれたかと言うと、わたしがめちゃくちゃ図々しくて、岸田さんがめちゃくちゃやさしいからです。
ようやく書籍の準備が終わったからくるりのMV集観るぞ~!

すでに、Amazonをはじめとする各オンラインストアで予約ができます。
Amazonでの予約特典として、完全新作のエッセイが3本読めます。
予約したからといって自動的に読めるというわけでなく、注文番号を大和書房さんの公式サイトで入力していただくとPDF版がダウンロードできます。
ちなみに11月30日までの期間限定です。
…説明が下手くそだから大和書房の公式サイトを確認してください!
↓こちらのリンクからどうぞ。

http://www.daiwashobo.co.jp/news/n37483.html

ちなみに書籍に収録されたエッセイの後日談なんかもあります。発売日以降に書店さんで購入されても読むことはできないものになります。
書店さんに行って購入するのが好きな方もいると思いますが(なぜならわたしもそうなので…)、それだと特典がつかないので今回はAmazonでの予約がおすすめです。

また、地元特典として北海道の一部書店さんで購入された場合にも特典がつきます。
なぜならわたしが北海道出身で北海道在住で北海道が大好きだから。
こちらはわたしのメッセージ&サイン入りカードが封入されていて、そこにPDF版をダウンロードできるQRコードが記載されています。
こちらは数量限定なので、なくなり次第終了になります。
特典エッセイの内容はAmazonと同じです。
まあここらへんも大和書房さんの公式サイトを見ていただけたら…。
このコロナ禍で地元特典ほしさにわざわざ北海道まで買いに来ずとも(そんなわたしの大ファンはいないとは思いますが…いたらうれしいけど、会ってハグしてキスします…)、Amazonさんで予約していただけたらうれしいです。

あのね、とってもやさしい内容になっています。
夫との結婚生活がメインですが、友達や親、義理の親、職場の人など、結婚生活以外の人とのエピソードもたくさん書いています。
わたしの好きな人たちのことばかり書いているので、ほぼラブレターです。

わたしはセンエツながらエッセイストを名乗らせていただいていますが、もともと「書かずにはいられない人間」ではありません。
書かずとも生きていけるタイプの人間なんです。
だから、「書かずにはいられない人間」が、うらやましくてうらやましくて仕方がないのです。
文章を書くこと、本を出すことは、いつも恐怖としんどさが伴います。
それは、締め切りに追われているストレスだとか、プレッシャーだとか、肉体的疲労ではありません。
誰かを傷つけていないだろうか、誰かの人生によくない影響を与えてしまってはいないだろうかと。
書いて、読み返して、直して、また書いて、また読み返して、また直して…という作業を重ねれば重ねるほど、いつも恐ろしくなり、「もう投げ出してしまおうか」と無責任でよくない考えが頭をよぎります。
自分の引き出しを開けて、掘り返して、まぜっ返して、整理して、とやっているうちに、自分を見つめなおす時間があり、誰かを愛し直す瞬間があります。
それは、きっと自分に必要な作業なんだろうと、たとえつらくても納得するしかないのです、
そんな様々な感情と折り合いをつけつつ、誤魔化しつつ、配慮を怠らず、なんやかんや最後までやりきりました。

作品を世に出す人たちはみんな、多くの人の目に触れてほしいと願うものでしょう。
わたしも、同じです。
この本が、できるだけ多くの人のもとに届いてほしいと思いながら、時に風呂に入るのも忘れ、時に床に転がって癇癪を起こし、時に夜中に公園でブランコを思い切りこぎ、書いたのです。
わたしはこの本を10年後、20年後と読み返したときに、きっと10年前、20年前の自分が愛おしくって泣けてくる気がします。
そんな、わたしの宝物のような本です。

どうか、みなさんの手元に届きますように。
どうか、この本を読んでくすっと笑ってくれる人がひとりでも多くいてくれますように。
それでは、11月22日発売の『今日もふたり、スキップで ~結婚って“なんかいい”』(大和書房)をよろしくお願い致します。

さーて、無事に責了したぞ!!!!!!!!!!!
おれは自由だ!!!!!!!!!!!!!!
もう酒飲んで寝る!!!!!!!!!!!!!!!