大和書房WEB『今日もふたり、スキップで』第9話、AM連載『命に過ぎたる愛なし』第56回が公開されました。
ようわからん世間からのプレッシャー

ようわからん世間からのプレッシャー

日記

今日(もう昨日か)、AMでの連載『命に過ぎたる愛なし』の第53回が公開された。
相談内容は、「交際期間2年、30歳女性と31歳男性のカップル。同棲や結婚に乗り気ではない彼と、このまま付き合い続けていいのか」といったもの。
まあ、相談者さんや似た悩みを持つ読者の人たちに向けて、わたしの伝えたいことは全て記事に書いたので、そちらを読んでもらえたらと思う。

なんかさ、“結婚”って特大なイベントのように感じるよね。
特に女性の場合は、20代後半あたりから「彼氏いるの?結婚すんの?」とか、さらに彼氏がいて交際して何年か経ってると知るや否や「そろそろ結婚じゃない?」とか、結婚したらしたで「子供は?つくんないの?」とか、結婚年数が長くなれば「子供まだいないの?できないなら治療は早いほうがいいよ」とか。
うるせぇ〜〜〜〜〜!!!!!
マジでこっちの人生に口出さないでくれぇ〜〜〜〜〜!!!!!
お前はわたしの人生に責任取れないんだからよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
と言いたくなる。
いや、「言いたくなる」じゃないな。
死ぬほどムカつくから、わたしはそういうこと言われたらそのまま相手に直接言い返してるわ。

わたしは結婚して今年で3年になるけど、ありがたいことに、わたしの周りの人たち(友達とか自分の親とか義理の親とか仕事関係の人とか)は、結婚前も結婚後も何も言ってこない。
ただごく稀に、なんだかよく知らんうるせぇ人に「結婚して3年?今年30歳?じゃあ早く子供つくんないと」と言われることがある。
作りたきゃ作るし、できなかったら然るべき機関へ相談に行くし、それでもできなかったら受け入れてその人生を歩むし、兎にも角にもどうするかはわたしと夫だけが考えて決められることだからね。
口出してくんじゃねぇよ。というか、我が家の事情について頭を悩ませることすらしていただかなくて結構です。
と言いたくなる。
いや、これも違うな。
わたし、都度相手にそのまま言ってるわ、なぜならムカつくから。

もともと言いたいことは言えるタチだし、相手の立場がなんであろうが(クソが)と思ったら「あなたはクソですね」と言ってスッキリしてきたから、心に引っかかったまま過ごすことはないけれど。
でも、言いたくても言えない人や、その関係性によっては言うことでなんらかの被害を被るから言えない人や、言っても心に引っかかりがずっと残ってしまう人や、しょっちゅう言われすぎてもう跳ね除けることすらできない人とかも確実に存在して。
そういう人たちにとって、世間が無責任にかけてくるプレッシャーだとか、関係ない人たちからのお節介でしかない言動というのは、すごく重くのし掛かってくることもあると思う。
そうなると、どうしても結婚っていうものに対して、何かしら自分の中で時間をかけて深く深く考えてしまうよね。

いつも相談に答えるとき、数百文字の相談文から、できるだけいろんな可能性や多くの選択肢を想像するように努力している。
今回の記事の原稿を書くにあたって、担当の編集さんに言われた言葉が忘れられない。
「男性が結婚に尻込みしてしまうのは、男側の責任という社会的なプレッシャーが大きいという側面もあるんじゃないかと思うんですよね」
たしかに、その通りだなぁと。
「男なんだからきちんと奥さんと子供を養えるように稼がないと!」とか、そういうプレッシャーがあるのかもしれない。
実際、そういうことを男性に言ってる人、見たことあるもんなぁ。
女性には女性の、男性には男性の、性別関係なくその人にはその人の、だよね。

「想像する努力をしている」と言いつつ、まだまだ足りてなかった。
人の言葉に耳を傾けて、それを自分の中で噛み砕いて、理解する努力を怠らないようにしよう。

わたしはスカッとする正しい答えは出せないし、バッサリ切って読む人に爽快感を与えられないし、言葉選びのセンスも文章力も乏しい。
そのぶん、いろんなことを想像し続けなくちゃいけないね。

ところでさ、今日散歩したときにめちゃくちゃ等間隔のマリーゴールドがあったんだよ。
その写真を見て。

等間隔のマリーゴールド